私自身、小さい頃から人見知りでした。それは、自分でも覚えているくらいです。
一番最初に人見知りな自分がすごく出ていたのは、親戚の集まりでした。お盆やお正月になると、必ず我が家には大勢の親戚が集まりました。
その親戚がくる前までは兄妹と普段通り、はしゃいで大きな声を出していた私でしたが、親戚がぞくぞくと集まり出した瞬間に、私は性格がまるで変わったかのように、大人しく静かになったのです。
一度ではなく、親戚が集まるときは毎回そうでした。
学生時代の人見知り

それは、明らかに人見知りな性格の始まりでした。そしてもう一つ記憶に強いのが、学生時代のことです。私は、小学生、そして中学生、そして高校生になっても人見知りな態度は残ったままでした。
私は、友達よりも、先生に対して人見知り全開だったのです。友達はみんな、先生に対してすごく親しげに、仲良くしていました。
冗談を言い合ったりもしていて、羨ましく見えました。私といえば、先生を前にするとすごくかしこまってしまって、いい子ぶってしまうのです。なぜかは自分でもわかりませんが、性格はなかなか治りませんでした。
人見知りは、いやだなと思っていました。なぜなら、人見知りはいいことがあまりないからです。
他の人には人見知りが理解されない
一見、人見知りに見えないみたいで、どこが人見知りなの?と言われることもあります。ただ、人によっては本当に話しにくいなと思ってしまうし、あまり人の目を見ることができないし、仲良くなるのに時間がかかってしまいます。
人見知りじゃない友達はというと、誰かと仲良くなるのも早いし、友達も多いし、目を見て話すので、印象もいいのです。だから、人見知りを克服したいと思うようになりました。ただ、なにをしていいかわからないまま時間はすぎました。
就職してからも、私は人見知りな自分を変えたいと思っていました。というより、就職してからはなおさら人見知りを克服したいと思うようになりました。
自分を変えていく
なぜなら仕事はというと美容師で、人見知りなどと言ってられないからです!お客様相手の仕事なので、人見知りは通用しないと思いました。そこで、本気で自分を変えようと思ったのです。そんな私の人見知りの克服方法は、とにかくまず自分から話しかけることでした!
職場に、朝着いたら「おはようございます」と必ず自分から言うようにしました。それは、先輩であっても後輩であってもです。そして、帰りは「お疲れ様でした」とまた自分から言うようにしていました。
また、お客様相手の時も、私から話しかけると心がけていました。そしてもう一つのポイントは、必ず相手の目を見ると言うことです。
苦手でしたが、すごく意識をしてやっと、できるようになりました。
そしてそれをずっとやり続けた結果、私はだんだん一手と話すことや、目を合わすことが苦手でなくなっていることに気がついたのです。
それにより、人見知りは克服されました。すると、感じが変わったねとお客様から言われるようになり、すごく嬉しかったです!