対人恐怖症が発症する原因

対人恐怖症が発症する原因

私たちは誰でも大なり小なり他人に自分がどう思われているのか気になるものですが、対人恐怖症とは、その気持ちがあまりに強くなりすぎてしまって日常的に人と接することが困難になってしまう状態のことを指します。例えば他人と接するときにその場にいられないほどの強い不安や恐怖を感じてしまっている場合は対人恐怖症を発症しているといえるでしょう。また手足や声の震え、発汗、息苦しいといった身体的症状も出てきます。

対人恐怖症を発症する要因に関してはまだはっきりとは解明されていません。遺伝子が関係しているともいわれていますが、それ以上に育ってきた状況や職場での対人関係など周りの環境によって発症するケースが多いです。

対人恐怖症のまま現状の仕事を続けるのは危険

 対人恐怖症が発症する原因
もし自分が対人恐怖症を発症しているという自覚があるのであれば、自然治癒することはとても難しい病気であることを認識しておきましょう。対人恐怖症は何らかのきっかけによって発症しますが、そのきっかけが記憶の中に残っていると「次もまた失敗するかもしれない」という気持ちから、そういった状況をなるべく回避しようとします。回避することが日常的になればなるほどきっかけに対しての不安が強くなるという悪循環が形成され、ますます症状は悪化していきます。

特に現在仕事をしている人で職場環境が原因で対人恐怖症を発症してしまっているのであれば、常に不安を感じるような状況に身を置いていることになるので症状が改善することはとても困難です。

しかし一方でしっかりと治療すれば対人恐怖症は治せる病気ですから、症状を自覚した場合は、できれば仕事は求職し、精神科や心療内科などに通ってしっかりと治療するようにしましょう。

復帰について

治療中は医師に処方された薬を決められた時間にきっちりと服用しましょう。そして仕事を休んでいるとつい生活リズムが崩れてしまいがちですが、できるだけ仕事をしていた時と同様に規則正しい生活と、十分な睡眠をとることが復帰には重要です。また対人恐怖症の改善には駅とな運動を習慣づけることがとても効果的なことが分かっているので、ウォーキングやジョギングなど自分のできる範囲で運動をすると良いでしょう。
症状が落ち着いてきたら職場への

復帰を検討しても良いですが、いきなりフルタイムで働くと症状が再発する恐れがあります。職場の上司などとよく相談しながら、まずは半日だけ勤務するなど、無理のないペースで職場復帰するようにしましょう。