ガタガタ、ブルブルが止まらない!対人恐怖症からくる体の震えの対処法

ガタガタ、ブルブルが止まらない!対人恐怖症からくる体の震えの対処法

対人恐怖症で見られる代表的な身体症状「 体の震え」

特にコミュニケーションに恐怖心を感じてしまうのが対人恐怖症です。対人恐怖症は心理的な症状の他に身体的な症状も見られます。対人恐怖症による身体症状の中でも代表的なものが体の震えです。緊張で体が震えてしまうというのは誰でも一度くらい経験があるものですが、対人恐怖症の人は常に緊張を強いられてしまうため体の各部が本人の意思とは無関係に震えてしまいます。

震えが出るのは体の各部

ガタガタ、ブルブルが止まらない!対人恐怖症からくる体の震えの対処法

対人恐怖症で見られる体の震えは各部に症状が表れます。代表的なものは手の震えや足の震えですが、あごが震えて歯の根が合わなくなったりまぶたが震えてものを見るのが難しくなったりする人もいます。
少々変わったところでは、しゃっくりが止まらなくなるのも体の震えの一種です。しゃっくりの原因は横隔膜けいれんです。対人恐怖症からくる極度のストレスが横隔膜にまで及ぶとしゃっくりが止まらなくなることがあります。

震えによって日常生活に支障が出ることも

軽度の震えであればそれほど影響はありませんが、震えが強くなると日常生活に支障が出てしまいます。
手の震えはものを落としたり細かい作業ができなかったりと生活のあらゆる場面に影響します。足の震えでまっすぐ立つのが困難になればくず折れてしまったり転倒の恐れがありれます。首やあごに震えが出ると話しにくくなりコミュニケーションがうまく取れません。さらに震えがひどくなると息をするのも苦しくなり呼吸困難になる恐れもあります。
たかが震えと軽視するのは危険です。震えのせいで満足に日常生活が送れなくなれば大問題です。

ショック療法は絶対にやってはいけない

対人恐怖症の震えはショック療法で治る、などと無責任なことを言う人がいます。はっきり申し上げますが、正しい知識に基づかない知ろうとの治療法まがいの考えで治るほど対人恐怖症は簡単なものではありません。
ショック療法と称してストレスがかかる状況にむりやり追い込むようなことをすれば対人恐怖症が悪化する恐れがあります。根拠のない怪しげな治療法を試すべきではありませんし、心から悩んでいる人に無責任に勧めるのは相手を傷つけかねない危険な行為です。

どこまでできるかを見極めよう

対人恐怖症の震えを克服することは可能ですが、症状が出なくなるまでには長い時間が必要です。大切なのは治療をあせることではなく、症状を自覚した上で上手に付き合うことです。
震えが出る場面や程度は人によって異なります。どの程度までなら震えに耐えられるか、震えに邪魔されることなくできる作業は何なのかなど自分は何をどこまでできるのかをしっかりと見極めてください。できることを確実にこなして自信がついていけば、震えの症状は自然と軽くなります。
抑えようとするほど震えがひどくなりやすいので「震えがあって当然だ」と考えましょう。ストレスは対人恐怖症の大敵です。自分で自分を追い込まず「震えていても自覚してコントロールしていればなんの問題もない」と鷹揚に構えるのが震えとうまく付き合うコツです。