対人恐怖症って何だろう?自己診断リストでチェックしてみよう

対人恐怖症って何だろう?自己診断リストでチェックしてみよう

対人恐怖症とは、人によって症状のレベルは様々ですが人とのコミュニケーションや自己評価の低さなどが原因で日常生活に悪い影響を与えてしまっている状態のことを指します。おおまかには恐怖性障害と言われ、○○恐怖症という呼称で学術用語として記録されているものは200以上に及ぶと言われます。どれも、その恐怖によって精神や肉体に対し普通の生活が困難なほどの支障を生じさせてしまう病気の総称です。

恐怖という感情自体は人間誰しもが感じるものです。なので程度の差はあるにせよ、それら全てに治療が必要かというとそのような訳ではありません。治療が勧められる基準は、一般的な恐怖の基準とかけ離れて強く、本人や周囲の人が非常に困っていたり日常生活や仕事に大きな影響が出ている時のみです。また、周囲からは気がつかなくても
患者さん自身が恐怖症の影響で心身に深いダメージを受けたりしているなら病気として治療を受けることがすすめられます。また、診断基準の中には本人に著しい苦痛があることと社会的・職業的な障害があることの2つが明記されます。

対人恐怖症の症状

対人恐怖症って何だろう?自己診断リストでチェックしてみよう

対人恐怖症の人が何に対して恐怖を抱いているのかは千差万別です。例えばスピーチ恐怖、電話恐怖、会食恐怖など特定の社会的状況に対する恐怖と、視線恐怖、自己臭恐怖、醜形恐怖など「自分の要素が他人に不快な印象を与えてしまう」という自己に対する恐怖があります。これらの恐怖のせいで対人全体を避けてしまうようになると、「対人恐怖症」と分類されるようになるのです。

そして対人恐怖症が体に与える影響は、恐怖を感じたことにより動悸や多汗になったり、呼吸困難、腹痛や頭痛、めまいやしびれなどからだに直接的な影響の場合や、酒量やタバコが増えたり不眠・食欲の減退があるなど精神的な影響からくるダメージもあり得ます。自身がこれらの症状を感じたならば、早めに医師の診断を受けるべきでしょう。このような状態が続くと、うつ状態などより危険な症状が出始めるケースがあります。また、自己に対する恐怖が客観的に見て理解できない確信的な妄想のレベルになると、身体醜形障害(強迫性障害の延長線)や他の精神病(妄想性障害、統合失調症など)の症状の可能性も出てきます。

対人恐怖症かどうかのチェック項目には、以下のような内容が含まれます。気になる方は軽い気持ちでチェックしてみてください。あくまで自己判断ではなく医師の診断に従うようにしてくださいね。

人前で体がこわばる
人とむかいあうのをおそれる
人と会話するのをおそれる
人前で汗が出ることをおそれる
人前で顔が赤くなることをおそれる
人前でどもることをおそれる
人前で手や体がふるえることをおそれる
人前で変な表情になることをおそれる
自分の顔またはその一部(目、鼻、口など)がみにくいと感じている
自分の体型または体の一部がみにくいと感じている
人の視線が気になる
自分の体の臭い(体臭、ガスなど)のために人にいやな感じをあたえることをおそれる
自分の視線のために人にいやな感じをあたえることをおそれる
自分の恐怖が人に移ることをおそれる
人と同室で寝るとき、寝言をいうことをおそれる
人が話していると自分のことを悪く言っているように感じる
人のちょっとしたしぐさが自分にあてつけているように感じる
人といっしょに食事をすることをおそれる
人前で顔が青ざめることをおそれる
人前で唾を飲みこむことをおそれる
自分の目つきが異性にいやらしく思われることをおそれる
脇にいる人が視野に入ることをおそれる
自分の視線が相手の性器にいくことをおそれる