対人恐怖症患者を支援

対人恐怖症患者を支援

対人恐怖症は病気であることを理解して職場にも理解してもらう

対人恐怖症とは自分以外の相手に対して過度に自分がどのように思われているのか気になってしまう状態のことを指します。私たちは誰でも他人にじゅぶんがどう思わわれているのか気になるものです。それ自体は特に病気でも何でもありませんが、あまりにも他人に自分がどう思われているのか気になりすぎて、その場に居られたくなったり、まともに人と話せない、息苦しかったりお腹が痛くなるといった身体的、精神的な症状が出ているのであれば対人恐怖症の可能性が高いです。

人によってはもともと誰かと話したりする事が苦手だという人も居ますが、その場に居られないほど辛いようであれば、適切な治療を受ける必要があります。対人恐怖症は気の持ちようで治るようなものではなく、れっきとした病気であるという事を自分自身が理解し、もし職場が原因で症状が出ているのであれば相談をして理解してもらうようにしましょう。

対人恐怖症の人が受けることができる支援

対人恐怖症患者を支援
対人恐怖症など、精神的な疾患がある人に対してはさまざまな支援制度があるので、自分に合った支援制度を最大限活用するようにすると良いでしょう。まず対人恐怖症の治療中に活用できる制度として「自立支援医療制度」というものがあります。

病院へ行くと治療費が必要で、特に対人恐怖症をはじめとした精神的疾患の場合、症状によっては数年間治療を受けることになる場合があります。そうなると治療費がかなりの額となり求職中の人にとっては大きな負担となるでしょう。自立支援制度はそんな精神疾患を治療する人に向けた制度で、これを利用することによって医療費の自己負担額を軽減してくれます。

そして疾患やケガで一定期間以上会社を休む必要が出てきたときは「傷病手当金」を申請することによって最長1年6か月間、給料の3分の2のお金を毎月受け取ることができます。

さらに対人恐怖症によって仕事をすることが困難になった場合は「障害年金」を受け取れる可能性もあります。これらの制度を利用することで治療費の負担はかなり軽減されるのではないでしょうか。

そして職場を探すときや、職場復帰をするときにもりようできる支援がいくつかあります。

例えば「就労移行支援事業所」では、一般企業で仕事をしたいと考えている病気を抱えている人や障害のある人に対して就職活動の支援をしてくれるだけではなく、就職後にもさまざまなサポートをしてもらうことができます。

一般企業への就職が難しい人も「就労継続支援事業所」を利用することで自分に合った働き方を見つけることができるでしょう。