対人恐怖症というのは、生活するにおいてなかなか厄介です。
何かしたいと思っても、それをするために人と接することがあると、「したいことはあるけど、人と会話が怖いから、やめておこうかな」という風に考えてしまい、思うように動けないことがあります。
私は自身、対人恐怖症のために新しいことにチャレンジしようとしても人が怖くてできなくて、その事が情けなくて思い悩んだりしてしまいました。
ですが、そんな私が今では結婚をして子どもを育てるまでになっています。
ここでは、どのようにして解決していったのかをまとめていきます。
・とにかくできることから挑戦

私の場合、心療内科に行ってみたり、ネットで情報を集めてみたり、色んな事をしてみました。
友達と出掛けることさえできなかった私なので、友達との遊びの約束をすることはできませんでしたが、誘ってもらったことに関しては、何とか勇気を振り絞り行ってみるようにしました。
また、人との会話が怖かったのですが、メールなどのやり取りはできたために、SNS上で知り合った人とのメッセージのやり取りをしながら、人との接し方を考えていきました。
・少しずつの経験が、対人恐怖症の改善に
私は昔から、「私はどう見られているのだろう、嫌われたら怖いな」などという、自分を良く見せようという気持ちが強かったことこら、対人恐怖症に繋がっていきました。
そこで、もっと自分をさらけ出そうと思うようになりました。
自分のダメな部分も認めつつ、「できないことは仕方がない」「周りの人は、私が思っているほど私の事を見てはいないんだから、もっと好きなことをしよう」などと、気持ちを楽にするようにしました。
毎日、少しずつでも人と触れあうようにして、コンビニで何かを購入してそこで、人とのやり取りをするだけで気持ちがいっぱいいっぱいの日もありましたが、それもよしとしました。
・まずは、外に出掛けること
ネットで、対人恐怖症の改善についてを調べたり、自分が対人恐怖症になった原因など、とにかくネットを探しまくって調べていた時期もありますが、ネットで、色々調べてみる都度気持ちが重たくなりました。
ですが、対人恐怖症を改善するための方法は、ネットではなく自分の生活のなかにあると感じました。
気持ちの沈んでいるときでも、外に出てみて散歩をしてみたり、買い物に行ってみたりすると、人の優しさに触れることがあります。
エレベーターでの譲合いや、スーパーでのテンインサンの気遣いなど、ほんの少しのやり取りであっても、「人との関わりっていいな」と思えることがあります。
少しでも家にいて気持ちが塞ぎ混みがちなときには、家の外に出るのが一番の方法です。
・まとめ
対人恐怖症の人にとって、他の人が当たり前に出きることができず、辛い思いをすることがあります。
ですが、そのような人は、その分、相手にも優しい人だと思います。
なので、自分の物事も大事に思いながらもっと、気持ちを楽にしてできなくても良いやという気持ちでいることが、対人恐怖症の改善に繋がります。”